自転車総合保険
FAQ(Frequently Asked Questions)
Q1.電動アシスト付自転車は自転車総合保険の対象となりますか?
A1.対象となります。
自転車総合保険普通保険約款
第3章 一般条項 第2条
によると、自転車の定義として
この約款における自転車とは、ペダルまたはハンド・クランクを用い、
かつ、人の力により運転する2輪以上の車(レールにより運転する車、
身体障害者用車いすおよび幼児用の3輪以上の車を除きます。)
およびその付属物(積載物を含みます。)をいいます。 とあります。
つまり、電動アシスト付自転車はペダルを用い、人の力により
運転するのでこの保険でいうところの自転車に該当します。
事故受付部署である、SC(サービスセンター)に念のため問い合わせたところ
電動アシスト付自転車は自転車総合保険の対象となることを確認いたしました。
Q 2.被保険者には年齢制限がありますか?
A 2.特に年齢制限はございません
が、被保険者が68歳以上の場合、
契約期間を1年とさせてもらっております。(3年など長期契約不可)
また、保険期間中事故があった場合、引受会社判断で
次年度(継続)契約お引受をお断りする場合があります。
(事故の内容によりケースバイケース)
通常の方より事故が多いと思われる方も、保険の健全な運営の為
お断りすることがあります。
過去3年以内に傷害保険で5万円以上の保険金を受けとった事がある場合は
告知が必要です。
視力が著しく弱い方なども、保険会社判断で
お引き受けを断られることもあります。(要相談)
あらかじめご了承下さい。
Q 3.(家族補償もあるタイプで)家族の範囲ですが、
健保上及び税法上は被扶養者ではなくても
実質上家計を一に して同居している子供は含まれますか?
A 3.生計をともにして、同居していれば家族となります。
同居のご子息が会社勤めなどをしていて
その会社の健康保険に加入しているケースですが、
同居して、家にお金を入れていたりすれば生計をともにすると言えます。
実務上では、未婚の同居の子供が働いていた場合でも
同じ家で、同じご飯を食べていれば家族(その他親族)に含まれると考えています。
ただし、同じ敷地内でも、
玄関から別な2世帯住宅のような場合は同居とは見なしません。
Q 4.この保険で自転車以外の日常の賠償にも保険が使えますか?
A 4.自転車総合保険は傷害保険を自転車搭乗中に限定した保険です。
賠償責任も自転車搭乗中に限定されています。
個人賠償保険をこの保険につけることは出来ません。
別途加入いただく必要があります。
個人賠償責任保険は単品売りもしています。
保険金額1億で年間2,000円です。(3年一括で5,500円)
Q5.自転車総合保険に、示談交渉サービスはついていますか?
A5.ついていません。
示談交渉サービスについてですが、
損保ジャパンの場合、
示談交渉が付いているのは
自動車保険だけになります。
自動車保険に特約として個人賠償責任保険を
つけた場合、示談交渉サービスがついていますが、
個人賠償責任保険(単品)や自転車総合保険には示談交渉サービスは付いていません。
示談交渉については
原則として、お客様同士でやっていただく形となります。
尚、示談交渉・弁護士への相談をする場合
こちら(損保ジャパン)にご相談の上、されるようお願いいたします。
示談交渉について分からないことがございましたら
代理店までご相談ください。
Q6.仕事中での事故は補償されますか?
A6.仕事中は事故の相手に対しては補償されません。
第三者に対する賠償に該当しますが、
約款の賠償責任担保条項第3条2項に
被保険者の職務遂行に直接起因する賠償責任について
免責(保険金を支払わない)事由として列記されています。
使用者責任として雇い主が賠償するべき事案だからです。
※通勤中については、仕事中とは判断されませんので
故意・重過失がなければ補償されます。
Q7.自転車レースに出た場合保険は下りるの?
A7.ご自身の傷害について保険は下りません。
自転車総合保険普通保険約款第三章第2条第2項
によると
競技・興行(練習中含む)のため自転車に搭乗中は
免責となっています。
レース中についてはご本人のケガ
については保険金が支払われません。
ちなみに、レース中の他人への賠償も
通常法律上の賠償義務が発生しないため
それに準じて保険も支払われません。
(レース中はこの保険の適用はないとお考えください。)
※興行とは、曲芸乗りみたいなものを含む
見せ物として自転車を使う場合を言います。
自転車総合保険ではご自身のケガについて補償されません。
ちなみにサイクリングは興行ではありません。
Q8.自転車の盗難リスクを補償出来ますか?
A8.現在自転車本体の補償を付けることは出来ません。
自転車は屋外に置かれていることから、大変盗難のリスクが高いため
自転車総合保険で補償することは出来ません。
自転車自体は動産総合保険という保険でお引き受けが規定上可能です。
但し、やはり屋外に置かれており盗難リスクが高い為、
保険会社に申請をして申請が通らないと契約することが出来ません。
現状として、自転車の盗難は事故の危険性が高く、
逆選択(自分は他の人より事故の可能性が高いので保険に入ろうと考えること)
のリスクがあるためほとんど申請は通りません。(99%ダメだと思います。)
補償内容について
http://trim-hoken.sakura.ne.jp/jitensya.html/
こちらから資料請求できますので、ご参考に。
ここでは約款に書かれていることをもとに
保険の内容について書いています。
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